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涼をお届け

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みなさんこんにちは

先日用事があり和歌山まで出かけたので、ずっと気になっていた神社へお参りしてきました。

 

和歌山県広川町にある廣八幡宮さんです。

 

私のお目当てはSNSで知った風鈴でした。

(音が出ます。ご注意ください。)

 

 

 

 

廣八幡神社さんは「稲むらの火」で有名な神社です。

安政元年、紀伊半島一帯を襲った大津波の時、濵口梧陵が稲むらに火をつけ村人を高台に避難させました。

その避難場所となったのが廣八幡神社だったそうです。

今も小学校の社会の教科書に載ってるそうで、神主さんからお話を伺って、我が家の娘も「あ!ここが稲むらの火のところなんだ!!」とピンと来ていました。

 

 

ここ一番の猛暑日でしたが、吹いてくる風と風鈴の音色が心地よく、子供の頃汗だくになって山や川沿いで遊んでいた記憶がふっと蘇ってきました。

時折風がぴたりとやみセミの声だけの静けさがやってきます。

近頃はエアコンに頼りっぱなしで、自然の風を家の中で感じたり、風鈴の音を聞く機会もないなぁ…とちょっと実家での暮らしを思い返したり…。

 

 

やはり自然の力に勝るものはないですね。

特に家づくりでは、軒の出の役割も大きいのだろうなぁと古い建造物に触れる度に実感します。

例えば京都や奈良の古い建造物の中は、真夏でもひんやりとしていますよね。

どうすれば一年を快適に過ごせるのかを考え、たくさんの知恵を織り交ぜた建造物を後世に残していったのだろうな…と、先人に思いを馳せながら、この令和の時代でもその知恵は受け継がれていることを体感しました。

 

 

自然の風を取り入れる暮らしをしてみたいなぁと思う方には縁側のようなスペースのある間取りもおすすめです。

軒も大きく、暑い夏でも日差しを遮ることができます。

(当社施工例:S様邸より)

 

自然の持つ良さを最大限に生かしながら家づくりが出来たら、家で過ごす時間がもっともっと快適になるだるなぁと理想が膨らむばかりです。

 

 

廣八幡神社の風鈴は、初秋まで飾られるそうです。

想像以上に癒される場所でした。

お近くに行かれる際は是非寄り道してみてください。

 

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